パスワードについていろいろ
今回はパスワードについての記事を「Gigazine」からいくつか紹介。
情報が少し古いので、すでにご存知の方も多いとは思いますが、念のために掲載します。
ひとつ目は、「使ってはいけないパスワード2012年版トップ25」です。心当たりの方は、「パスワードはGPUを25個使えば約6分から6時間で突破」の記事を読んだうえで、ぜひとも心配してください。
セキュリティは強いに越したことはありません。
そこで、「30文字のパスワードを脳の無意識領域下の記憶内に」の記事を読んで、試してみてはいかがでしょうか。
とは言ううものの、人にそこまで強いる必要があるツールは、まだまだ研究の余地があるということなんでしょうね。スピードの代償は大きいようです。
IE6 のためのお役立ちサイトを紹介
今回は まだまだユーザー数の多い、Internet Explorer 6 のためのお役立ちサイトをふたつ紹介。
ひとつ目は疑似フレームの処理です。
Firefox、Opera、Safari、および IE7 以上だと問題なく処理できる疑似フレームですが、IE6 の場合、スタイルシートにハックを施す必要が出てきます。
IE6 のためのハックを忘れているサイトをたまに見かけます。
詳しい説明は次のサイトを訪れてください。
http://www.css-lecture.com/log/css/047.html
次に紹介するサイトは、IE6 で 透過PNG を処理するための JavaScript です。
AlphaImageLoader などを使う方法もありますが、レンダリング性能が悪いため、処理が重くなります。
これらと比較して、このスクリプトは VMC によるレンダリングを行っているため描画が早く、また最大の利点は、背景に使用した透過PNGをリピート描画できるということです。
下記アドレスからダウンロードできます。
http://www.dillerdesign.com/experiment/DD_belatedPNG/
Version: 0.0.8a の時点で、他の JavaScript と併用した場合に不具合がありましたが、通常の使用であれば、問題はありませんでした。一度、試してみてください。
追記(2013-01-30):「StatCounter Global Stats」の2013年1月1日のブラウザシェアを見ると、すでにIE6は番外に。IE8が番外になるのはいつ頃だろうか?開発に携わる身の上としては、その時の準備は、すでにできているのだが・・・
アクセス解析ツール Mogura [Plus] を導入
アクセス解析ツールを Mogura [Plus] に変更しました。
このソフトウェアについてはhttp://rin.usamimi.info/mgr/で紹介されています。
詳しくは、改めて追記しますが、インストールで、開発者の方にかなり助けていただきましたので、取り急ぎお礼をかねて掲載させていただきました。
MODx Evolution 1.0.2 にアップデート
MODx Evolution 1.0.2 がリリースされましたので、久々にアップデート。
0.9.6.1からのアップデートでしたが、前回のセットアップから、サーバー環境が大きく変わっていることもあり、ものの見事に失敗。とは言っても、想定範囲内の文字化けのみでした。
Windows7効果の買い替え需要で、閲覧者の画面解像度も高くなりそうなので、この際とばかりにテンプレートを少し変更することを決意。
そうなると、色々と試したくなるものです。
とりあえず、前から欲しかったスニペットをつくることに。
カレントドキュメントから任意の階層を検証し、一致した場合に任意の文字列を返してくれるスニペットです。
UltimateParent を改造して10分ほどでできましたが、検証が終わっていませんので、動作検証していただいた方は結果をご報告いただけると助かります。
これって何に使うのかというと、カレントメニューのボタンの色彩や形状の変更を、階層に関係なくスニペットに処理をさせることができます。
共通テンプレート内のボタンにこの処理を施すとなると、どうしてもスタイルシートが煩雑になりがちでしたが、今回のスニペットで簡便に利用できるようになりました。
下のアドレスからダウンロードしてください。
ActiveParent
ダウンロード・解凍後、スニペットを新規作成し、ActiveParent.php の内容をコピー・ペーストします。
スニペット名は任意で構いませんが、ここでは ActiveParent として保存します。
呼び出しは、次のようにテンプレートやチャンクなどのメニューのスタイルシートの属性から行います。
<li id="MainMenu"><a href="index.html" class="[[ActiveParent? &topLevel=`0` &upID=`1` &reTxt=`active`]]"> ホーム</a></li>この場合、ActiveParent の引数は3つありますが、それぞれ
topLevel : ターゲットとなる階層レベルです。0が最上位です。
upID : ドキュメントがターゲットとする階層の親IDを表します。
reTxt : ドキュメントの親IDが一致した場合の戻り値を指定します。
次にスタイルシートには、次のようにタグのクラスとして、reTxt で指定した戻り値を定義します。
li#MainMenu a.active { background-color: #F00; }これで完了です。
個人的には、非常に便利なのですが、人それぞれにホームページの構造が違いますので、気になる方は使ってみてください。
もちろんこのサイトでも使用しています。
今気づきましたが、テンプレート変数を作成し、リソースでダブルバイト文字を使用するとバックスラッシュが入ります。まさにこのページの[Tags]がそれ。なぜ?
データベースを調べてみましたが、データにバックスラッシュが含まれていないことから、Dittoからの値の引き渡し方に問題があるのでしょうか。languageは指定してあるのですが・・・
その後の調査で、どうもデータのテキストを参照する際に文字化けしているところまではわかりました。
管理画面内の説明文でも化けている部分がありましす。
PHPのバージョンが原因かと思いましたが、同じサーバー内でも、他のドメインではバックスラッシュは含まれていません。このドメイン内のみ、他のシステムでも同様の現象が発生しています。う~ん?
それ以外にも、「AjaxSearch」、「Wayfinder」、「テンプレート変数」など触れば触るほどに疑問点や問題点が噴出してきます。
いつものことですが、これから少しづつ解決していこうかと思います。今回はここまで。
FCKeditorでWYSIWYG化
クライアントからの要望があり、新着情報の入力フォームをWYSIWYG化をすることになりました。
エディタには、FCKeditor を選択し、比較的容易に導入することはできましたが、ファイルのアップロードで少し問題が発生しましたので、覚書を残しておくことにしました。
ドキュメントをあまり読まずに導入しましたので、使い方が間違っているかもしれません。これから導入する方は、残念ながらこのページはあまり参考にしないでください。
対象バージョンは 2.6.3
サイトから FCKeditor をダウンロード。
デフォルテで対象言語が PHP に設定されていましたので、
/fckeditor/editor/filemanager/connectors/php/config.php の設定値を環境に合わせます。
$Config['Enabled'] = true ; $Config['UserFilesPath'] = '/ctrl/' ;「Enabled」は、ファイルのアップロードを可能にします。
「UserFilesPath」は、ドキュメントルートからの FCKeditor のパスです。
その後、 FCKeditor 一式をアップロードしてみます。
画像などファイルのアップロード先は、FCKeditor のルートパス以下の image フォルダが対象となっていましたので、書き込み可能状態にパーミッションを変更。
次にテンプレートを作ってみます。既存の fcktemplates.xml を現在の内容を参考に編集します。
新規作成したテンプレートの参照用画像ファイル作成し、
/fckeditor/editor/dialog/fck_template/images/ に保存します。
とりあえず以下のPHPを含むフォームを動かしてみます。
$oFCKeditor = new FCKeditor('FCKeditor1'); $oFCKeditor->BasePath = '/ctrl/fckeditor/'; $oFCKeditor->Width = '100%'; $oFCKeditor->Height = '450'; $oFCKeditor->Value = $parts['body']; $oFCKeditor->ToolbarSet = 'Default'; $oFCKeditor->Create() ;何となく動いています。
ただ、ファイルアップロードの際、ポップアップのタブメニューからのアップロードは、該当フォルダをうまく参照してくれません。フォルダの参照からは正常にアプロードできます。
最初に設定した箇所以外にも設定が必要なようです。それともバグでしょうか?
Plone/Zope講習会
先日、Plone/Zopeの講習会を行う機会がありました。
対象者は、Webに携わる方々と聞いています。講習時間も7時間でしたが、なかなかスケジュールどおりに進行しませんでした。
後半は駆け足になり、時間が余ったらと思い、余分に作成していた内容にたどり着くどころではありませんでした。
実機に向かっての実習ということもありますが、教える側に問題があったのかも知れません。何しろその日もいつものように徹夜明けで講習会場に向かいました。
そこで感想。
Plone/Zope/Pythonの組み合わせは好感が持てるのですが、Ploneがシステム全体を難解にしている原因ではないでしょうか。
CMSはユーザーにとって便利なツールです。しかし、なじめない操作感に戸惑いを覚えると、意欲が失せてしまいます。持っている機能としては、Ploneに何の疑問もありませんが、結果にたどり着くまでのプロセスが納得できないのではないでしょうか。
Ploneを使用するよりは、むしろZopeやPythonを直接さわる方が理解し易いかも知れません。
これは、Ploneに限ったことではなく、他のCMSも同じようなことが言えます。まだオープンソースのCMSは過渡期にあり、今後に期待していきたいと思います。
講習会も、ドキュメントも必要とせずに、ワクワクとした気持ちで操作できるCMSっていつ出てくるんだろう?